合格するには

さぁて、最後に税理士試験をどうやって受かったかを記録しておきます。

記憶が鮮明なうちに、、、



採点基準・採点個所が公表されていない以上、想像の域になってしまうのですが。



まずは【 夫 】である私から。


最初の受験は2004年
簿記論・財務諸表論・消費税


日商簿記1級も大学1年時から勉強していたので、簿記論・財務諸表論の授業は結構楽勝でした(^ ^;)
消費税に関しては理論を覚えるのが大変だったのを覚えています。

もう10年も前の話ですから。


簿記論・財務諸表論に関しては、ボーダーラインよりどのくらい上だったか覚えていませんが、大原の先生にお墨付きを頂いたのを覚えています。

そして、見事2科目一発合格です。

消費税は不合格。(評価A)


当時の消費税のレベルは散々なものでした。
理論はある程度覚えていったものの、計算がどうしても最後まで埋まらず、途中で終わってしまっていました。
まぁ、この当時から、ボリュームが多くて最後まで解答できる人は少なかったようですから。


その後、空白の9年間となります(笑)
かかさず受験はしていましたよ。受験しなければ運でも受からないですからね。


そして、9年後の2013年
所得税・消費税の同時合格




【 妻 】
最初の受験は2008年
その前々年に日商簿記1級を受かっています。


そのこともあり、1月スタートですが、簿記論は結構余裕そうでした。

皆さんもご存じのとおり、簿記論は時間が足りないから、分かるところをかいつまんで解いていくというスタイル。

しかし妻は、ほとんど埋めて、最後まで書ききったそうです!( ̄Д ̄;)
恐るべし。


そして、ボーダーラインよりはるか上、合格ラインより上だったと思います。
大原の先生にも確実に受かってると言われるていました。


そして、初受験で見事合格!仕事しながらです。


財務諸表論は受験専念になってから合格しています。

私の時にはなかった概念フレームワークという論点にかなり混乱させられたようです。

私が聞いている限りでは、概念が広すぎて、何を書いていいのかわからない理論。


自己採点もできるものではなかったようです。
基準がよくわからないので。


しかし、受験専念1年目で見事合格です。




ここからは同時受験のため、妻と比較しながら書いていきます。


では、所得税から、、、


2013年の所得税法 本試験はとんでもない問題でした。

通信で勉強していたため直接的には周りの状況は分かりませんが、友人やインターネット(主に2ちゃんねる)の情報からも分かる通り、問題に不備がありすぎる本試験でした。


解答欄がめちゃくちゃ狭かったり(理論・計算共に)、解答したい場所に解答欄がなかったりと、訳がわからなかったです。

それでも本試験。取れるところだけはちゃんと解答していきます。
どれだけ勉強してきたかをアピールするのは、この不備だらけの解答用紙だけですから。


まず [ 理論 ]

やってしまいました。
第1問(2)の解答を書き過ぎて、第2問の解答欄まで書き続けてしまっていたのです!...(=ω=。)
第2問の解答用紙の半分くらいまで書いてようやく気付き、大慌て!
第1問(1)はまだ余白があったので、そこに第2問にはみ出してしまった部分を書き直し、(2)の解答用紙の最後に、前のページにつづきありみたいな感じで書いたと思います。
もうめちゃくちゃ(* _ω_)...

第2問は書きミスの書き始めて最後まで埋めました。めいっぱい書きました。


しかし、妻と後で確認しあったところ、お互いに違うところを書きまくっています。
論点がずれている。
まぁ、問題の指示に難ありだったと思いますが。


[ 計算 ]
計算に関してはまずまずできたかなぁと。
所得控除の蘭がすごい小さかったのですが、もう最後の方は小さい字で、枠からはみ出ないようになんとか書きました。
こんなんでいいのだろうかという感じで。

これは妻も一緒でしたね。

試験委員は多分、計算過程は改行せずに、並べて書く人だったんでしょうね。
勝手に納得。


とにかく、2人とも理論・計算共に、みっちり埋めてきました。
計算も最終金額まで記載しておきましたから。


そして、2人とも見事合格!(*^-^)v



次に消費税


難易度的には例年通りといったところでしょう。

2人とも計算のスピードはかなり早くなっていました。

凡ミスも多少はありましたが、最終値(納付税額)まで記載しました。


理論については、所得税同様、2人とも違う場所を書いているという。
しかし、解答用紙は埋め尽くしました。


私はボーダーラインよりちょっと上だったと思います。

妻はボーダーラインギリギリだったと思います。



そして、2人とも合格!



最後に相続税。

前の記事に結構細かく書いてありますが、私と妻の点数の幅はかなりのものがありました。


私は理論・計算共に、良くできたと思っていました。

妻は理論も抜けているところもあり、計算に至っては、宅地評価の路線価の一つを見落として間違っているほど散々なものでした。
今回の簡単な問題で、宅地評価を一つ落とすのは致命的ではないかと思っていました。


それでも、理論は書けるだけ書き、計算もほぼ最後まで埋めきったようです。


そして、12月12日の合格発表


二人同時に官報合格に至るのです。



結局何が言いたいのかよくまとまらなかったですね。
皆さんの経験とあまり変わらないかもしれません。


しかし、2人あわせて合計30個以上受けている中で、受かった年、落ちた年の特徴があるのです。


ここからが重要です。
ここから読んでいただければ今後の受験の参考になるかもしれません。


あくまでボーダーラインより上であることを前提としています。


[ 落ちた年 ]
最後まで書ききれていない。


[ 受かった年 ]
計算過程を含め最終値まで記入しているほど、計算スピードが速い。


明らかにこれは違うんです。
私、消費税何度受けたことか。多分9回受けているんじゃないでしょうか。
計算については、A評価の時は、合格年も含めボーダーよりちょっと上だったと思います。

では、何が違ったかと言うと、合格年だけ納付税額まで書ききっているんです。
つまり、計算スピードが速く、処理能力が速かったんです。

ちなみに妻も同様です。



そして、所得税、相続税も最後まで書ききっている年に合格しています。


これは何かの偶然でしょうか?


もしかしたら、採点基準に計算スピードがあるのかもしれません。
空欄がなく、最終値までしっかりと計算しているかどうかと。

そうすれば、多少のミスも許されるのかもしれません。


最終値まで書ける人は、人一倍勉強をし、練習問題を重ね、鍛錬をしている証拠ですから。
だから敢えて本試験は時間足りるわけないじゃん!ってほどのボリュームなのかもしれません。


現に合格年、私たちはボリュームが多い本試験でさえも書ききっていますから。


次に理論です。
理論に関しては、本当によくわからない。
だって、消費税・所得税・相続税と、私たち夫婦で全然違うところを書いているんですもの。
しかし、どれも同時に合格してるんです。
これはなんだ??


試験委員が汚い字でもちゃんと読んでくれるというのは本当でしょう。
私はまぁ、きれいではないですからね。そして、どちらかというと、私の解答は専門学校の解答速報に準じて書いていました。
だから、まぁ順当に受かるのかなぁと。


しかし、問題は妻の方です。
まるっきり違う解答をしているわけではないのですが、少しずれているというか、消費税は大事な1問間違えてますし、相続税は、結構違うこと書いてあったりと、何故合格できたかが不思議でなりません。

一つ言えることは、字がきれい!
とても読みやすい字を書いているのにもかかわらず、書くスピードが速いんです。


私は殴り書きまでとは言いませんが、結構読みづらい。
2人で模擬問題を解答し合っていても良く言われていましたから(^_^;)


字がきれいで、最後まで書ききっていれば、
「まぁ、問題の取り方によっては、そういう解答もあるよな」
ってところなら合格するのかもしれません。


もう試験委員のさじ加減だよねって言っているようですが(^^ゞ


ということで結論


【 計算 】 計算過程を含め、全ての解答欄を埋め、なおかつ、最終値にたどり着けたかどうか。

処理スピードの高さ、つまり、どれだけ反復練習してきたかが試験委員にもすぐにわかります。


【 理論 】 読みやすい文字で丁寧に書き、様々な条文が書ききれているか。

条文を理解しつつ、幅広い知識を身につけているかどうかが試験委員にもすぐにわかります。



[ 税理士試験というのは、幅広い知識を必要とする税理士としての能力があるかどうかを試されている試験 ]



なのではないでしょうか。

私も税理士事務所の職員として働いていたので分かるのですが、実務は資格がなくてもできてしまうんです。
むしろ、資格がない人の方が、経験も知識もあり優秀だったりします。


ただ、資格を取るためには、それだけの努力をしてくださいということなのでしょう。
この難関の税理士試験を通過できる人だけに、バッジを与えましょうということなのでしょう。


それだけ重みがあり、責任のある資格なんだと思います。


生半可な気持ちでやっているといつまで経っても受かりません。
本気で、試験に挑んでください。
そうすれば必ず合格すると思います。


ここに書いたことは、あくまで私の考えです。
採点基準・採点個所が公表されていませんので、色々な話が一人歩きをしています。

根拠のない情報に惑わされずに、目標に向かって挑んでいってください。


では、皆様の合格を心より祈っております。


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by EYE_MARKS | 2014-12-16 14:46 | 税理士試験 | Comments(0)


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