【 生涯研修 参加レポ 】
はじめまして!
副所長の服部藍です
10月5日、職員の反町と2人でTKC生涯研修に参加してきました!
講師は天明茂先生、研修テーマは『中小企業を元気にするための管理会計』
10:30~16:30の長丁場でしたが、しっかり勉強してきました
<第1部:収益性改善の助言>
経営助言や利益予想、意思決定への活用へつながる”損益分岐点分析”を活用した方法が紹介されました。
たくさんある中で一部を抜粋していきたいと思います!
(1)赤字改善目標の設定をし、シュミレーションをしていく。
①損益分岐点売上高から計算して、以下の項目について実行可能か検討する。
売上高アップ 又は 固定費削減 又は 限界利益率向上
② ①の個々の実行が難しい場合、これらを組み合わせて赤字改善を図る。
(2)不採算事業・商品・得意先がある場合の発見と対策
ただ単純に赤字だから撤退というわけでなく、どこの部分で赤字なのかの検討をする。
×・・限界利益で赤字の場合は改善の余地なく撤退
△・・貢献利益で赤字の場合は人件費削減等で改善の余地がある場合残留
(3)限界利益率低下の原因と対策
”値引率1%抑制運動”の展開
売上単価を上げたり、利益率を単純にあげるのは大変ですが、値引率を1%下げることは出来る?
値引率が1%下げることが可能になると、利益が倍増する。
↓↓↓
そのためには、何が必要か。
値引率の実態を掴むことが大切!
→値引後の純額売上だけを計上しているとダメ。総額計上して売上値引及び値引率を把握する。
その他にも、固定費アップ・生産性低下の原因と対策等、様々な着眼点からの助言方法の説明がありましたが、
どの話でも言えるのが、しっかり現状を把握し、データ化すること。これに尽きると思いました。
まさに管理会計ですね!
<第2部:資金繰り改善の経営助言>
第1部とは違い、今度は資金のお話。
(1)資金繰りの悪化の原因は
・経常赤字 ・設備投資等による資金の流出 ・運転資本の増加
(2)利益が出ているのに資金がないのはなぜ?
経営者と一緒に分析することで経営者にも気付きを与えることが出来る。
(3) ”運転資本”とは、売上債権+棚卸資産-買入債務 で求められ、運転資本が増加=資金の減少と考えられる。
(4)回転日数を使った運転資本の計算
資金繰り計画を立てたり、体質改善等の助言にも役立つ。
講義中は時間の関係でほとんど出来ませんでしたが、演習問題と回答も頂いたので解いて理解を深めようと思います
│ 税理士 服部 藍(Ai Hattori)
│
│ 355-0027 埼玉県東松山市美土里町6-67
│ TEL:0493-81-6162 FAX:0493-81-6163
│ E-mail:hattori.tax.ai@gmail.com
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│ 355-0027 埼玉県東松山市美土里町6-67
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by EYE_MARKS
| 2017-10-06 23:17
| 研修