巡回監査レベルアップ講座
職員の反町です
TKC川越での研修報告をさせていただきます( ..)φ
12/6 10:00-13:00
TKC川越センター 『巡回監査レベルアップ講座』
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①消費税監査のポイント
税務調査において、多く見られる消費税特有の法にもとることとしては主に
1)可否判定の間違い
2)計上時期の間違い
3)計上対応区分の間違い
4)控除要件の不備等
が挙げられます。
また、税理士職業賠償責任保険の事故例として
◎各種選択届出書または選択不適用届出書等の提出のうっかり忘れ。
特に気を付けるのが、簡易課税制度と本則課税制度の選択です。
--例--
A会社
業種:小売業 [年商1億800円(税込) 仕入540万円(税込)]
〈本則課税制度を利用した場合〉
売上に対する消費税 800万円 - 仕入に含まれる消費税 540万円 = 納付税額260万円
⇕なんと100万円の差が( ゚Д゚)!!
〈簡易課税制度を利用した場合〉
売上に対する消費税 800万円 - 小売業のみなし仕入れ率(80%)640万円 = 納付税額160万円
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選択の違いだけで100万円も差があるなんて、、、
いかに税制度をしっかり理解することが大切かわかりました。
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②決算巡回監査
[法人税の申告期限は決算日から60日だが、めざすのは40日で!!]
・棚卸資産の原始記録は手書きである方が好ましい。
・電子帳簿保存を活用しましょう。
→総勘定元帳・仕訳帳をCD-ROMで保存することにより、大量の紙ベース資料から探すことがなくなり時間を短縮できる。
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石井先生によるお話で「ゴルフでホールインワンを出してしまったら”パーティー”をしなければならない。ホールインワンを出した人負担で。
その為に”ゴルフ保険”がある。」というお話がありました。
何事も備えが大事だなとこのお話を聞き、つくづく思いました(._.)
そして巡回監査での精度を高めていけるよう、頑張ります!!
by EYE_MARKS
| 2017-12-07 13:11
| 研修